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セキスイハイムの強み
(ユニット工法とは)

ハイムでは、鉄骨ラーメン構造の住まいを80%まで工場で仕上げてしまうユニット構法を採用しています。ラーメン構造とは柱と梁を一体化させた骨組みで建築物を支える構造で高層ビルに用いられる構造と同じです。また、柱と梁で外力に対抗する構造は広々とした一体空間を可能としています。ハイムは工場でユニットを生産することで、高い信頼性とプランの自由性を提供しています。

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単体でも完結された強さを持つ
ボックスラーメン構造ユニット

ハイムのラーメン構造ユニットは、柱に100mmまたは120mmの角形鋼管。天井梁は200mm。床梁は150mmのたわみの生じにくい形鋼で構成されています。鋼材は高層ビルの構造にも用いられる強さと柔軟性を併せ持つSS400鋼。この頑強な鉄骨材をスポット溶接(及びアーク溶接)により剛接合させたハイムのラーメン構造ユニットは、単体でも建築基準法の新耐震設計基準(二次)を大きく上回る強さを持っています。

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接合部分はジョイントピースを
介したスポット溶接※1

ラーメン構造の要は柱と梁の接合部です。この接合部が外力により変形したり壊れると、骨組みも壊れてしまいます。一般住宅の鉄骨ラーメン構造は、現場で柱と梁を人力によりボルト締めします。ハイムは、工場でまず柱とジョイントピース、そしてジョイントピースと梁を溶接。ジョイントピースを用いることで、より広い面積同士が溶接でき強度が強まります。溶接は約2万アンペアの大電流による自動スポット溶接。1打点約3~5tの強度を持つスポット溶接を1つのジョイントピースに12打点※2も行います。工場内だからできる信頼の剛溶接です。

※1.一部生産工場では、アーク溶接も採用しています。

※2.100mm柱で梁が厚さ3.2mm、フランジ幅75mmの時。

ハイビーム工法

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筋交いがなく、
明るく広々とした住まいプラン

ハイビーム工法

ハイムのボックスラーメン構造のもうひとつの特長はプランの自由性の高さです。柱と梁で外力に対抗する構造のため、室内に構造を支える壁などが少なく、広々とした一体空間がつくれます。ハイビーム工法を用いることで最大約33畳もの柱や壁が出ない空間をつくることも可能。改築などにも容易に対応ができます。また、筋交いもないため大きな開口部もプランできます。さらに、強靭な構造体のため吹抜などのプランも比較的制限が少なくつくることができます。

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60年先にも再利用できる強さ

お客様の住まいとして役目を終え解体されたラーメン構造ユニットは、ハイムで下取りも行っています。再び工場に戻されたユニットは、品質検査、防錆処理を経て構造体としてリニューアル。再度新しいハイムの「再築システムの家」として生まれ変わります。また、お客様の建て替えに伴う大量の廃棄物の排出という環境への影響も最小限で抑えることができ、地球にやさしいこれからの住まいづくりといえます。